あなたの知らないお酒に出会うメディア

ブランデーのラベルに表示されているナポレオン!お酒の名前や種類ではないって知ってた?

高級感のあるブランデーのナポレオンとはお酒の銘柄ではないのですね。ブランデーの格付や熟成度合いや年数を表すために使われている「ナポレオン」は、19世紀初めにナポレオン1世に献上された「クルボアジェ」のブランデーに付けられたのが始まりだとか…いろいろな由来があるブランデーなのです。

ブランデーのナポレオンとは何を意味するの?

蒸留したてのブランデー原酒はアルコール度数70度ほどあり、商品として売られているブランデーは樽熟成してアルコール度数が40度ぐらいになった状態で販売されています。

ラベルについているナポレオンやV.O.とかX.O.などと表示は、商品名や種類ではなく、熟成の度合や等級を表しています。

ブランデーの熟成年数は国際的に統一されていないのですが、フランス事務局の熟成年数の基準で「コニャック」と「アルマニャック」という基準があります。

コニャックは熟成年数2年以上、アルマニャックは熟成年数1年以上と等級の基準が定められいるのですが、ブランデーは地域や製造者によって等級が変動することがあります。

フランス事務局の基準以外のブランデーはラベル表示に関する規制がないので、こだわりのある方は購入前に確認してくださいね。

熟成年数が長いものが下になります。

スリースター
V.S.(Very Special)
V.O.(Very Old)
V.S.O.P.(Very Superior Old Pale)
(Very:非常に、Superior:優良な、Old:古い、Pale:透きとおったの略語です。)
ナポレオン
X.O.(Extra Old)
Hors d'âge(オール ダージュ)

例外もありますが、こうして見るとナポレオンは等級が高くて、高価な方のブランデーなのですね。

ナポレオンブランデーの由来は?

ブランデーの格付に使われている「ナポレオン」にはいろいろな説があります。

ナポレオン1世がブランデーを賞賛したという説、
セントヘレナに流されたナポレオンにブランデーが贈られたという説

すい星(コメット)は不吉な事の前兆と言われていましたが、1811年にナポレオン2世が誕生、ぶどうが豊作だったので「ナポレオンブランデー」と名がついたとか。

ちなみにすい星がが流れた年のぶどう酒は「コメット・ワイン」とも呼ばれています。

別の説では・・・

クルボアジェは、ナポレオン3世の御用達にもなり、2人のナポレオンから愛飲されたことから、いつしか「ル・コニャック・ド・ナポレオン(ナポレオンのコニャック)」と呼ばれるようになりました。

他にも説があり・・・

セントヘレナ島に流されたナポレオン1世に、彼と親しかったコニャックメーカー・クルボアジェの創業者がコニャックを贈り、これを酒 好きだったイギリス兵が盗み飲んで、思わず「さすがはナポレオンのコニャックだ」と賛嘆したのが「ナポレオンコニャック」という名前の使い始めだと言われている。

などとありますが、正確なことはわからないのです。

クルボアジェ ナポレオン 700ml 40度 (コニャック)

19世紀初めにナポレオンに献上された「クルボアジェ」のブランデーは、

選りすぐられた原酒をブレンドすることによりバランス良く仕上げられ、繊細な香りと芳醇なまろやかさ、充実したアフターテイストを特徴としている。

歴史と伝統のあるコニャックなのです。

4大コニャックメーカーのカミュ、ヘネシー、マーテルレミー・マルタン、と並ぶ皇室御用達の最高級コニャックでした。

カミュ ナポレオン レアオールド 40度 700ml (コニャック)

コニャックメーカー最大手のカミュ社は1863年に創立した家族経営のメーカーです。

日本、韓国、ロシアでは人気のあるナポレオンブランデー。オーソドックスなフロスティボトル。きりっとした辛口でコクのある深い味わい。

日本人には口当たりが滑らかで飲みやすいブランデーなのですです。

〈画像〉

工場の見学ツアーは5月~9月の間にありますが、事前予約が必要です。

TEL:+33-5-45-327-296
email:s.perret@camus.fr

詳細はコチラのカミュ公式サイトでご確認下さい。
http://www.camus.fr/en/visit-us/camus-workshop

フランスですがカミュ工場の住所はコチラ↓
21 rue Cagouillet BP19 - 16100 Cognac

オタール ナポレオン 40度 700ml  (コニャック)

オタールは全体的に味と香りのバランスがよいお酒。

甘口で芯が強い、若干ヘヴィ(どっしり)。熟成年数のわりに価格が安く、コストパフォーマンスに優れていると言う評判を良く聞く。また、初心者に御奨め。

世界名酒事典によると1986~1987年度版では25年以上、2010~2011年度版では15年以上と平均熟成年数に変動があるため、古酒だと価格は高くなってました。

何時から熟成年数が変わったのかはわかりませんが、内容量やボトルが変わると価値も上がってるブランデーなのです。

オタールコニャックの熟成に使用されている10世紀に建てられたコニャック城は、1494年にフランソワ1世が生まれたと言われる由緒あるお城であります。
今でも地下でオタールコニャックの熟成に使用され、見学も出来ます。

クロニエール ナポレオン 36度 700ml (フレンチブランデー)

お手頃価格のわりには洗練された味わいが特徴の本場フランス産ブランデー。

口当たり柔らかく、誰でも気軽に飲んでいただける仕上がりです。

ブレンド技術は最上級!価格だけで判断しないほうがいいみたいですね。

「コニャック」も「フレンチブランデー」ですが、「クロニエール ナポレオン」は厳密にいうとコニャックではないフレンチブランデーのようです。

「ナポレオン」には産地や品種の定義がないので、「ナポレオン」と名乗ることは問題はないようです。

ブランデー シャボー ナポレオン 700ml (アルマニャック)

アルマニャックで有名な「シャボー ナポレオン」は最上級ランクでもお手頃価格なアルマニャックです。

6~20年間熟成させた原酒をブレンド。フルーティなトップノートがクリーンな甘さを感じさせる香りと見事に調和している。

コニャックが飽きた方やアルマニャック初心者にもおすすめなブランデーです。

@kng0802がシェアした投稿 -

飲んだ時ちょっと尖がった感じがするかもしれませんが、しばらく置いてから飲んだら、最初に飲んだ時よりも柔らかい感じになって美味しくなったということもあるそうですよ。

最後に・・・

「ナポレオン」とラベルがついているからといって高級ブランデーというわけではないのですが、「アルマニャック」や「コニャック」などにこだわらずにいろいろなブランデーを楽しんで下さいね。

関連記事

こちらの記事もおすすめ

Medium cognac

ブランデーを買う前に知っとくべき!コニャックとアルマニャックの違いとは?法律によって変わっている原酒の混合率?!

ブランデーといえばコニャックとアルマニャックが有名ですが、この二つの違いは意外と知られていないようです。どちらもぶどうを原料としたブランデーですが、同じ等級でも熟成年数や等級の基準が異なるのです。コニャックのやわらかい感じ、アルマニャックは

Medium tori86 ballantines1720130825 tp v

ウイスキーとブランデーって何が違うの?見た目も雰囲気も一緒のウイスキーとブランデーの違いはこれ!

ウイスキーとブランデーの違いって?色も雰囲気も似ているため区別がつかない人が多数だと思います、、、でもウイスキーとブランデーには決定的な違いが! みんなが知らない違いを知って、飲み会の席などで自慢しちゃいましょう!そんなウイスキーとブラン